サイレントメアリー号 製作記
SilentMary-34 |
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■リンク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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前回作ったブリーチングロープが太すぎたのでそれより細いロープをつけてみた。このほうがマッチしてると思う。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
違和感ないようだね。これに合わして残りの25個を作るよ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
砲身を鉛筆で擦って、キャリッジにセットして、赤矢印部分の砲耳を抑える金具を接着する。
これを25回行う。 |
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25回行った結果です。次はブリーチングロープをつけるのだね。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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白矢印のリングピンを付けるのに25個のキャリッジに穴をあけ、その穴に瞬間接着剤をつけながらリングピンを刺していった。この作業で午前中が潰れたよ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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■ブリーチングロープの装着■ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ブリーチングロープの端にリングピンを付けて細い糸で縛る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャリッジ左側のリングピンにブリーチングロープを通す。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ブリーチングロープを砲身後ろの出っ張りに巻き付け上のリングを通して下側に巻き付けて右側にロープを持っていく。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ブリーチングロープをキャリッジ右側のリングを通して端にリングピンをつける。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
リングピンを付けたロープ端を細い糸で縛る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
細い糸をカットしてブリーチングロープの装着が完了です。
昼からこんな面倒臭い作業をしてた。 |
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なので、11個しかできなかったよ。1個は先にブリーチングロープの太さ確認で作ったやつなので合計12個できた。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャノン砲の必要な数、22個ようやくブリーチングロープが付きました。後ろの4個のキャノン砲は予備です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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■ガンテークル■
ブリーチングロープが付いたので、次はガンテークルを作るんだけど、これを作るには、まず滑車を作らなければ成りません。 一つ目滑車が44個、二つ目滑車が44個必要です。これに使う滑車を作るよ。 |
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この画像は1/72ブラックパール号を作った時のガンテークルです。
上のイラストと見比べるとかなりデフォルメだけど、滑車がこれ以上小さく作れないからね。デフォルメはしょうがないね。 これと同じ物が44個必要です。 |
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■一つ目と二つ目滑車を作る■
ヒノキ材2mm×2mmの角棒を使って、プロクソンのスーパーサーキュラソーで溝を掘り、0.5mmの穴をあけてからまとめて削り出した。 |
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削り出した後、それぞれを切り離す。このように作っていった方が早くできるみたいね。
でも人それぞれなので、自分に合った作り方をみつけてください。 |
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Aは二つ目滑車50個ほど作った。
Bは一つ目滑車45個ほど作った。 必要な数はクリアーしたね。 次はフックを88個ほど作らなきゃならん。 |
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二つ目滑車と一つ目滑車の大きさを1円玉とくらべてみた。こんな感じだよ。
けっこう小さいでしょ。 |
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滑車穴あけにはプロクソンのドリルスタンドを使った。このドリルスタンドは14〜15年くらい前に安売りしてて買ったんだけど、今のカタログには載ってません。廃盤になったんだね。
使いやすいように木で台を作った。前の方には引き出しをつけて、中には数種類のドリルと付属品を入れてある。 |
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■フックの工作■
プライヤーとニッパー、それと焼き鈍した0.3mm真鍮線でフックを作る。 |
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写真1:真鍮線の先で輪を作り…
写真2:輪のすぐ後ろをL字に曲げて… 写真3;ここでも輪を作るようにして赤線でカット 写真4:フックのできあがりです。 |
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この作り方、形がきちんと揃わないのが難点…
とりあえず10個作ったよ。時間のかかる作業です。 |
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大きさは1円玉と比べてみました。
こんな感じです。 ちょっと大きいけどこれ以上小さくできないし…しょうがないよね。エッチングを導入すれば、もっと小さいフックを作れるんだろうけどね、 エッチングを導入する気はないよ。 あと78個、がんばってつくろう!! |
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40個作ったところで休憩です。
目がショボショボ。 |
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やっと、100個ほど作ったよ。二日かかったね。
ちなみにガンテークルで必要なフックは88個です。 |
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ステンドグラス用のパティーナブラックC(真鍮用)を使って黒く染めた。部分的に染まって無い箇所があるけど気にしないよ。あとで染めればいいからね。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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■ガンテークルを作る■
フックの輪にガンテークルのロープを通す。 |
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細い糸で縛る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
一つ目滑車を付けて細い糸で縛る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
二つ目滑車にフックを付ける | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
一つ目滑車のロープを二つ目滑車に通す。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
二つ目滑車を通したロープを一つ目滑車に通す。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
一つ目滑車を通したロープをふたたび二つ目滑車に通す。
これでガンテークルが完成です。 |
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このガンテークルはキャリッジにこのように付きます。右側にも同じように付く。
とりあえず、1個しか作ってないので右側には付いてません。 |
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あと、43個これから作ります。4〜5日かかるでしょう。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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意外と時間がかかってしまった。フック付き二つ目滑車があと8個、フック付き一つ目滑車があと36個作らなきゃならないのね。
フック付き一つ目滑車ができると、すぐにフック付き二つ目滑車と組み合わせて、ガンテークルを作っッていたけど、今はフック付き二つ目滑車を先に作っているよ。小さいので目がすぐに疲れるよ。 |
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一つ目滑車にフックを付ける作業をしていると、あきてしまって違う作業がやりたくなるんだね。
そこで、キャノン砲4個を設置してみた。ロープ類には、木工ボンドを水で薄めた液体をしみ込ませてある。キャノン砲を設置し、ロープ類に筆を使って水で濡らす。木工ボンドが溶けて柔らかくなったところで、ピンセットで自然な感じになるようにいじくりまわし、後は水が乾くのを待つだけ…木工ボンドで自然な感じのまま固まってくれる。ついでにデッキにロープ類を接着してくれる。キャノン砲のキャリッジはデッキに接着はしてない。ブリーチングロープとガンテークルで固定してるだけだよ。デッキにキャリッジを接着してもいいんだけどね。 ガンテークルとブリーチングロープはブルワークの壁にリングピンがあり、それにフックを引っ掛けるなり、縛り付けるようになっていて、普通はガンテークルが上でブリーチングロープは下についている。でも、パイレーツオブザカリビアンに出てくる帆船では、ガンテークルが下でブリーチングロープは上になっている。映画に出てきた帆船を作っているので、そのようにしておくよ。 さて、また一つ目滑車にフックを付ける作業を再開するよ。 |
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残りの一つ目滑車にフックを付ける作業を、ようやく終えました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フック付き一つ目滑車と、フック付き二つ目滑車でガンテークルを製作。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出来上がったガンテークルをキャリッジに付ける。
これでデッキに設置できます。 |
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◆キャノン砲の設置◆
キャノン砲の設置は端から行う。両端は壁があるため、非常に設置しずらいので、先に設置してしまう。 |
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どのようにしてキャノン砲を設置しているか?
先に赤矢印のガンテークルのフックをブルワークにつけたリングピンに引っ掛ける。この時にフックをリングピンからはずれないようにかしめておく。 次に青矢印のブリーチングロープの先に付けたリングピンをブルワークにあけた穴に差し込み、接着する。 ブリーチングロープとガンテークルのロープには、水で薄めた木工ボンドをしみ込ませて固めてあるので、ロープが硬そうにみえるね。 |
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ブリーチングロープとガンテークルに、筆にふくませた水をたっぷり塗り付ける。
暫くすると、それぞれのロープが軟らかくなる。 |
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青矢印のブリーチングロープをピンセットで自然な感じにする。水に濡れて軟らかくなっているので、好きな形にできるよ。ロープの形が決まったら、水で薄めた木工ボンドを染み込ませる。乾くとそのままで固まる。
赤矢印のガンテークルロープは滑車の穴を通しているだけなので、ガンテークルロープをピンセットで調整してキャノン砲発射位置まで持っていく。ロープは水で濡らしたまま、デッキ上で真直ぐにする。 |
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真直ぐにしたガンテークルロープを濡れたままで、ピンセットで端から丸めていく。
ロープとデッキはびしょ濡れ状態の時が作業はやりやすいよ。 |
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丸めたガンテークルロープの位置を決めて、水で薄めた木工ボンドを染み込ませる。
乾くと、ご覧と通りに固まって、デッキに接着されている。 |
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こちらは船尾側に設置したキャノン砲です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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デッキへのキャノン砲設置できました。細かい事の繰り返しで時間がかかってしまったよ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
船首から見るとかっこええ〜な〜と想うんだが…ギャングウエイが付くと見えなくなるんだよね。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
仮にギャングウエイを置いてみた。
見えなくなったでしょ。キャノン砲のお尻が見えてるんでいいか。覗き込めばガンテークルとかブリーチングロープなど見えるからね。省略する事なくなく作るのが正解だね。全く見えない所は作らないけどね。 さて、次はどこを作ろうか。 |
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船体のいたる所を作り込んでいってますが、作り方の説明書なんか無いので、どこから作っていってもいいんよね。次の工程を考えて作業を進めていけばいいんだよ。そんな工作をこのページで進めていきますね。
そいじゃ、よろしくね。 |
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SM-35へつづく! |